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いろんな感想文

本・DVD・映画などの感想とか。 妄想したりネタバレしたりします。

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作者:原田 マハ
出版社:宝島社


あらすじ:
ファッション雑誌編集者の藍は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことになった。恋人の浩介と一緒に育て始めたものの、仕事が生きがいの藍はは、日々の忙しさに翻弄され、何を愛し何に愛されているかを見失っていく…。浩介が去り、残されたリラとの生活に苦痛を感じ始めた頃、リラが癌に侵されてしまう。愛犬との闘病生活のなかで、藍は「本当に大切なもの」に気づきはじめる。“働く女性”と“愛犬”のリアル・ラブストーリー


【総評価】
★★★★【泣き】
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★【怒り】


とりあえず、この本の最後の最後のページで衝撃を受けた。

「この作品はフィクションです。」

ええーーーーーとのけぞった。
なぜか犬が主役級で出てくる話はノンフィクションだと思っていた。

古くは「忠犬ハチ公」から「盲導犬クイール」など。
そう、私が思い込んだのがいけない。
ああ、いけないさ。

しかしだよ。
「ライフイズビューティフル」でも書いたが、作り話なのに殺す必要がどこにあるのか。

さらには、ノンフィクションだと思っていたから、
読みながらムカムカした気持ちをなんとか抑えていたのに。
なにが「リアルラブストーリー」じゃ。

私は犬話に弱い。
このブログの初回でも書いたが、アンちゃんというとてつもなくカワイイ犬を飼っている。
だから、ただ「犬は寂しい気持ちになった」なんて書かれてるだけで涙腺がゆるむほどだ。
話しの前後がわからなくてもね。
もう末期症状ですよ。

おかげで、出勤途中の電車の中でひどいブサイク顔で涙をこらえる事が何度もあった。
(本を読む時間が出勤途中なので)
それが、ノンフィクションなら満員の電車の中でブサイク顔をさらしたっていいさ。
見せられた方だって、きちんと説明すれば、「それは仕方がありませんね」って
言ってくれたかもしれない。

ところがだ。
なんと、作り話だったとは。

今回は文句しか出てこない事をここに宣言する!

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作者:清原 和博
出版社:幻冬舎


★★★★★★★【総評価】
★★★【良いやられ感】
★★★★★★★★【坊主萌え】
★【18禁】
★★★★★★★★★【18番】

 

いま振り返って、
“彼”がもっとも輝いた舞台「高校野球」は、
ボクのこどもの頃のワクワクの1つでもある。

まぁ多感な時代だから?
ワクワクの1つや2つなんてそこら中に転がっていたかもしれない。

ってことは訂正。
ワクワク【でありハラハラであり、ドキドキ】の1つだ。

つまり、
最上級の楽しみだった。
だからテレビで、ラジオで熱狂した。

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  • 出演: ドリュー・バリモア, キャメロン・ディアス, ルーシー・リュー, ビル・マーレイ
  • 監督: マックジー


    ★★★★★【総評価】
    ★★★★★【チャラ度】
    ★【重量感】
    【エロ】

    チャラい。この映画、本当にチャラいです。
    でも、大好きなんですよね。
    実はこの映画のDVDが出るから、と当時DVDプレイヤーを買ったくらいです。

    ハリウッド・エンターティメントの王道、って感じがたまらないんですよね。
    ドキドキ感あり。
    勧善懲悪あり。
    ワイヤーアクションあり。
    カワイイ女性あり。
    恋愛あり。

    ハリウッドにあるものすべて拾ったらこんなの出来ました!って所がいいんでしょうかね。
    自分でもわかりかねるんですが。

    ただただ、主人公3人が可愛くカッコいいだけの映画です。

    でも、いいんです!!

    頭カラッポでアハーとヨダレたらしながら見る映画ってのも必用です。

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あらすじ:
少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。


★★★★【総評価】
★★★★★【悲しみ】
【もう一度見たい】
【エロ】


うーん、暗い。そして重い。
水の中で岩にくくりつけられ、息苦しさにもがいている感じのする映画でした。

ラストの理不尽さ。
正直、共感は一切できず、どうしてそんなラストにしたのか?と
クリントイーストウッドに小一時間、問い詰めたかったくらいです。
いや、わかってはいたんですが、あまりの辛さに背けたくなったんですね、現実から。
でも共感は全く出来ません。

このラストは強烈に頭の中に残っていて、それはそれで良い映画なのかな、とも
思えなくもありません。
が、もう2度と見たくない映画でもあります。

映画というのは、原作者の言いたい事や監督の言いたい事なんて実際はどうでも良くて、
どれだけその映画に引きずり込まれたか、というのが大事だと思うわけです。

そういう点では、ガッツリ引きずれ込まれましたし、その後も引きずりました。

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作者:山田 宗樹

あらすじ:
三十年前、松子二十四歳。教職を追われ、故郷から失踪した夏。その時から最期まで転落し続けた彼女が求めたものとは?一人の女性の生涯を通して炙り出される愛と人生の光と影。



★★★【総評価】
★★★★【転落】
【賢さ】
★★【エロ】
【笑い】


ドラマも映画も見ましたが、今回は小説の話です。

もう、浅はか。とにかく浅はか。
目の前の嫌な事をごまかしてごまかしてたらこんなんなっちゃいました、みたいな話。

上のあらすじにもあるように、求めたものとは?という問いに対しての答えは「愛」でしょうな。
ただ、その求め方が問題ありなわけで。

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