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いろんな感想文

本・DVD・映画などの感想とか。 妄想したりネタバレしたりします。

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作者:横山秀夫


あらすじ:
殺人事件の時効成立目前。現場の刑事にも知らされず、巧妙に仕組まれていた「第三の時効」とはいったい何か!?刑事たちの生々しい葛藤と、逮捕への執念を鋭くえぐる表題作ほか、全六篇の連作短篇集。


★★★★★【総評価】
★★★★【殺伐】
★★★【人間関係】
【ほっこり】
【エロ】
【笑い】

まず、私は横山秀夫の作品が好きである。
「読むものないなー」と思ったら、横山秀夫である。
困った時の横山秀夫。

そんな痒い所に手が届く横山秀夫だが、
元記者であるのを活かした作品が多い。

ちなみに横山秀夫は政治部記者だった、というのを何かで読んだ事があるのだが、
今調べてみても出てこない。
勘違いかなぁ。
勘違いだとしても、なんだかインテリジェンスな勘違い(どこが)なのでまあよしとしよう。

前置きが長くなったが、この「第三の時効」という作品である。

とにかく、全体の雰囲気として、ゴツゴツしている。

もう、ゴツゴツゴツゴツゴツゴツ している。

不意にぶつかったら、内出血は間違いなしである。
鋭角に切れて血が出たりはしないが、どでかい青タンが出来るであろう。
そのくらいゴツゴツしている。

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作:松本清張

あらすじ:
自宅を放火して夫を殺害、財政界の黒幕・鬼頭の愛人となった民子。放火の容疑者として民子を追う刑事を中心に“けものみち”に迷い込んだ彼女の辿る運命を描く。

★★★★【総評価】
★★★【エロ】
★★★★【不気味】
【笑い】


この話しのイメージは「夜」。
話しの中には朝もあるし、昼もある。太陽が出てる時もある。
しかし、ここそこに「黒い闇」をまとっている。
そんな不気味な話しです。

で、不気味なのがもう一つ。
この話しの主人公は一体誰だろう?という事。

成沢民子という女性が最初から出ずっぱりではありますが、
いろいろ起きる事件の真相は知りません。
読み進めるとどうやら民子は主人公の器ではないんですね。
っていうかバカ女。
結局主人公は不在です。

ちなみに私は小説というものをほとんど通勤時間に読んでます。
だから、朝からダーク。
冒頭書いたように、「夜」なイメージの本を朝に読む。
なかなかオツだな、と自分に思い込ませながら顔を上げた時、
電車から見えた富士山のさわやか過ぎる眩しさが印象的でした。

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あらすじ:
銃器強奪事件の面通しで集められた五人の前科者(これがタイトルの指す“常連の容疑者”)を主人公に、歯車の狂い始めた犯罪計画を卓越した構成で描いたサスペンス・ミステリー。


★★★★【総評価】
★★★★【意外性】
【エロ】
★★★★【適当オヤジ】


ただあのオチがやりたいだけで作ったと思われる作品。
しかし、男ばっかりですねぇ。
ほんの少しだけ女性が出てきますが、後は男・男・男・男・男
といっても、ゲイの映画ではありません。

小悪党がたくさん出てきますが、
何事にも下を支える大勢の一般人(チンピラ)がいるわけですね。
まあ、その一般人(チンピラ)にしかなれない私たちはその他大勢で死んでいくのが一番です。

そんな人たちが集まっての話し。

もしまだ見てない人がいたら、これは結末ありきの映画ですので、
この続きは見ないように!!

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あらすじ:
一九三〇年頃、大阪の蒲鉾工場で働く金俊平はその巨漢と凶暴さで極道からも恐れられていた。実在の父親をモデルにしたひとりの業深き男の激烈な死闘と数奇な運命を描いた山本周五郎賞受賞作!


★★★★【総評価】
★★★★【暴力】
★★★【エロ】
★★★【凄まじさ】
★★★★★★★★★★★★【こんな人父親とかありえないし】


非常に男っぽい小説でした。
エロありバイオレンスありDVあり。
物凄い力強さに引っ張られ、一気に読んでしまった本です。

一つ気になる事、というか、気に入らない事は
なぜ主人公のエロテクにすべての女性が溺れるのか、って事です。
押尾先生も真っ青です。
そこだけ美化されてるのでしょうかねぇ。というか男のむき出しの願望?

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あらすじ:
1939年イタリア、トスカーナ地方。主人公のユダヤ系イタリア人グイドは、いつも陽気で人々を楽しませる達人。しかし、間もなくナチスの強制収容所へ…。そこでもグイドは幼い息子に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら笑顔で陽気に振舞い、嘘をつき続ける。

【総評価】
【感動】
★★★★【親子愛】
【笑い】
【エロ】


最初に言っときます。
この映画、大嫌いです。
私のワースト3に間違いなくノミネートの上、受賞です。

「感動する映画」によく出てきますが、
何が感動じゃ!と屁の2,3発かましてもかまし足りないほどです。

とにかく1人で気持ち良くなって「どう?俺ってうまくない?」ってドヤ顔してる独りよがりな男のような映画です。

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