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いろんな感想文

本・DVD・映画などの感想とか。 妄想したりネタバレしたりします。

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作者:有吉佐和子
新潮文庫


★★★★【総評価】
★★★★★【やり手】
★★★★★【うまい】

これはもう作家先生と呼びたくなるほどのテクニックやプロット作り、
その他いろいろ(よくわからんので、濁す)全てを使った傑作だと思います。

のっけからべた褒めですが、
まず、主人公であるはずの女性「富小路公子」本人は出てきません。
彼女について、関わった人たちが話をする、という趣向です。

最初に彼女は死んでしまいます。
しかし、事件なのか事故なのか自殺なのか、全くわかりません。
しかもものすごいやり手女実業家の死だけあって、
マスコミが騒ぎます。

しかし、彼女の噂はまちまちで、
本当の彼女をについての本を出そうと一人の記者がいろんな人に
聞きまわる、というのがこの本の筋です。

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あらすじ:
朽ち果てた車の中で寄り添うように、男性と一頭の犬の遺体が発見された。鑑定の結果は男性が死後1年。だが犬は死後わずか3ヶ月。この時間差が意味するものとは? それは哀しくも愉快な一人と一頭の、残されたわずかな“生”を生き抜く旅の終着点―。

★【総評価】
★★★★★【涙】
★★★【犬】

アマゾンからあらすじを引っ張ってこようと見てみたら、
カスタマーレビューがあらかた良い事ばっかり書いてありました。

そうか?
いいか?これ。

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あらすじ:
注目の新鋭が叙述トリックで描く三様の修羅
僕が、失った記憶を取り戻す過程で知った修羅の世界。公安刑事、生活安全課の悪徳刑事の生き様とリンクしながら、自分捜しの旅がすすむ。

作者:貫井 徳郎
出版社: 講談社


★★【総評価】
★★★★★【分厚さ】
★★★【やられた】
★★★★★【忘れた】


これ、結構昔に読んだ本です。
もう2度と読まないと思います。なぜなら文庫で1冊799ページ。
なぜ上下巻に分けないのでしょうかね。
というか、上下巻に分ける基準て何でしょうか?

そういえば「けものみち」もブックオフで1冊の分厚い文庫本で買って
重たい本を持ち歩いて読んでたんだが、
このアマゾンで見てみたらいつの間にか上下巻になってたし。

とにかくこの本は、当時付き合っていた本も読めないクソ男に
「こんな分厚い本読んでバカじゃネー」といわれた事は覚えている。

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★★★【総評価】
★★★★★【そっくり】
★★★【シュール】
【感動】
【エロ】

マンガで一躍有名になっての、映画化ですね。
っていうか、この間テレビでやってたべ。
だから、レビュー書いたんだべ。
って言われそうですが、


当たりです。


もう、主人公役の松山ケンイチはマンガの実写化だけやってれば良いと思います。
いやいや、これは褒め言葉ですよ。

「デスノート」のL役といい、今回の主役といい、マンガそっくりだもの。

ま、デトロイト~はデーモン小暮ばりのメイクだから、だれがやっても似るかもしれませんが、
メイク落とした後の根岸君までそっくりっていうのがイイね!!

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作者:桐野夏生
出版社:新潮社

★★★【総評価】


この本、結構薄いんですよね。
そして、新潟県柏崎市の少女監禁事件をモチーフに作られています。
モチーフというか、今風に言えばインスパイア?ってとこでしょうか。
内容は全く別物ですので、この事件の真相とかはもちろんありません。

さて、この本の内容は、1年監禁された経験のある女性が書いた手記のようになっています。

監禁された・・・想像がつきません。
作者桐野夏生が普通に想像だけでここまで書けるってのはさすが作家としか言い様がありません。
あ、もちろんこれは褒め言葉です。

ただ、賛否両論あるでしょう。

最後の主人公の本当の想いが、あまりにも犯人に都合よい、というか
なんというか。

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