いろんな感想文
本・DVD・映画などの感想とか。 妄想したりネタバレしたりします。
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出演: ジーン・ハックマン. アンジェリカ・ヒューストン. ベン・スティラー. グウィネス・パルトロウ. ルーク・ウィルソン
あらすじ:
天才一家テネンバウムズ家。
両親は別居、3人の子供たちはそれぞれの得意分野で天才児となった。
あれから22年。
3人の子供たちは失敗や奇行を繰り返し、成功しているとはいえなかった。
父親はまたみんなで暮らしたい、と「余命6週間」と嘘をつく。
★★★【総評価】
★★★★★【風変わり】
★★★【笑い】
★★【感動】
非常に風変わりな掴み所のない映画でした。
こういう映画っていうのは、内容が面白くなくても、
「なんとなくオシャレな映画を好きな私はオシャレ」であったり、
「このつまらない映画を理解するオレってカッコイイ」であったり、
そんなエセ文化人のような人たちで支えられてる事があります。
でも、これは普通に面白かったですよ。
誰かに共感しよう、とか、何かを訴えかけてる、とか、感動をちょーだい!とか、
思ってる方には不向きですかね。
ほとんどが病んでいるけど、そこは置いといてなんとなく生きて行く、みたいな感じ。
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★★★【総評価】
★★★★★【そっくり】
★★★【シュール】
【感動】
【エロ】
マンガで一躍有名になっての、映画化ですね。
っていうか、この間テレビでやってたべ。
だから、レビュー書いたんだべ。
って言われそうですが、
当たりです。
もう、主人公役の松山ケンイチはマンガの実写化だけやってれば良いと思います。
いやいや、これは褒め言葉ですよ。
「デスノート」のL役といい、今回の主役といい、マンガそっくりだもの。
ま、デトロイト~はデーモン小暮ばりのメイクだから、だれがやっても似るかもしれませんが、
メイク落とした後の根岸君までそっくりっていうのがイイね!!
作者:原田 マハ
出版社:宝島社
あらすじ:
ファッション雑誌編集者の藍は、ある日ゴールデンレトリバーのリラを飼うことになった。恋人の浩介と一緒に育て始めたものの、仕事が生きがいの藍はは、日々の忙しさに翻弄され、何を愛し何に愛されているかを見失っていく…。浩介が去り、残されたリラとの生活に苦痛を感じ始めた頃、リラが癌に侵されてしまう。愛犬との闘病生活のなかで、藍は「本当に大切なもの」に気づきはじめる。“働く女性”と“愛犬”のリアル・ラブストーリー
【総評価】
★★★★【泣き】
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★【怒り】
とりあえず、この本の最後の最後のページで衝撃を受けた。
「この作品はフィクションです。」
ええーーーーーとのけぞった。
なぜか犬が主役級で出てくる話はノンフィクションだと思っていた。
古くは「忠犬ハチ公」から「盲導犬クイール」など。
そう、私が思い込んだのがいけない。
ああ、いけないさ。
しかしだよ。
「ライフイズビューティフル」でも書いたが、作り話なのに殺す必要がどこにあるのか。
さらには、ノンフィクションだと思っていたから、
読みながらムカムカした気持ちをなんとか抑えていたのに。
なにが「リアルラブストーリー」じゃ。
私は犬話に弱い。
このブログの初回でも書いたが、アンちゃんというとてつもなくカワイイ犬を飼っている。
だから、ただ「犬は寂しい気持ちになった」なんて書かれてるだけで涙腺がゆるむほどだ。
話しの前後がわからなくてもね。
もう末期症状ですよ。
おかげで、出勤途中の電車の中でひどいブサイク顔で涙をこらえる事が何度もあった。
(本を読む時間が出勤途中なので)
それが、ノンフィクションなら満員の電車の中でブサイク顔をさらしたっていいさ。
見せられた方だって、きちんと説明すれば、「それは仕方がありませんね」って
言ってくれたかもしれない。
ところがだ。
なんと、作り話だったとは。
今回は文句しか出てこない事をここに宣言する!
- 出演: ドリュー・バリモア, キャメロン・ディアス, ルーシー・リュー, ビル・マーレイ
- 監督: マックジー
★★★★★【総評価】
★★★★★【チャラ度】
★【重量感】
【エロ】
チャラい。この映画、本当にチャラいです。
でも、大好きなんですよね。
実はこの映画のDVDが出るから、と当時DVDプレイヤーを買ったくらいです。
ハリウッド・エンターティメントの王道、って感じがたまらないんですよね。
ドキドキ感あり。
勧善懲悪あり。
ワイヤーアクションあり。
カワイイ女性あり。
恋愛あり。
ハリウッドにあるものすべて拾ったらこんなの出来ました!って所がいいんでしょうかね。
自分でもわかりかねるんですが。
ただただ、主人公3人が可愛くカッコいいだけの映画です。
でも、いいんです!!
頭カラッポでアハーとヨダレたらしながら見る映画ってのも必用です。
- 出演: ショーン・ペン, ティム・ロビンス, ケビン・ベーコン, ローレンス・フィッシュバーン
- 監督: クリント・イーストウッド
あらすじ:
少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。
★★★★【総評価】
★★★★★【悲しみ】
【もう一度見たい】
【エロ】
うーん、暗い。そして重い。
水の中で岩にくくりつけられ、息苦しさにもがいている感じのする映画でした。
ラストの理不尽さ。
正直、共感は一切できず、どうしてそんなラストにしたのか?と
クリントイーストウッドに小一時間、問い詰めたかったくらいです。
いや、わかってはいたんですが、あまりの辛さに背けたくなったんですね、現実から。
でも共感は全く出来ません。
このラストは強烈に頭の中に残っていて、それはそれで良い映画なのかな、とも
思えなくもありません。
が、もう2度と見たくない映画でもあります。
映画というのは、原作者の言いたい事や監督の言いたい事なんて実際はどうでも良くて、
どれだけその映画に引きずり込まれたか、というのが大事だと思うわけです。
そういう点では、ガッツリ引きずれ込まれましたし、その後も引きずりました。